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歯の破折について
2019年9月27日
こんにちは!じゅんファミリー歯科院長です。
皆様、歯の破折という言葉はご存知でしょうか?今回のテーマは歯の破折についてです。
歯が割れたり欠けたり、ヒビが入ってしまうことを大まかに”歯の破折”と歯医者さんは呼んでいます。
原因としては、
・虫歯によるもの
・強いかみ合わせに耐えられないもの
・合っていないかぶせ物
・転倒などの外傷によるもの
があがり、原因が1つのこともあれば、複数の要因が関与したものもあります。
気になるのは、
破折した歯はどうなるのか?予後についてですが、
歯のどこか破折してしまったのかによって歯の寿命が左右されることもあります。
たとえば、歯の白い頭の部分(歯冠部)の破折の場合、しっかりと治療を終えればある程度歯の寿命が保障されると思います。
症状としては白い歯の部分なので頬や舌で触って欠けたななど自覚されることも多く痛くなる前に歯科医院の受診をお勧めいたします。
歯根部(歯の足、根っこ部分)の破折の場合予後は不良のことが多いです。
なぜなら歯は骨のように骨折してもくっつくことはなく、骨折状態の歯がかみ合わせの力に耐えれないからです。
症状としては無症状や軽度の歯茎の腫れなどがレントゲンを撮影しないと確定診断できないです。
こちらもやはり気になる方は早期に診てもらってほうが治療に際しての選択の幅があると思います。
千葉県松戸市新松戸、馬橋の歯科医院 じゅんファミリー歯科 原子 惇