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歯の磨き方~小児編~
2019年8月16日
こんにちは!じゅんファミリー歯科院長原子です。
今回は2歳から小学3年生くらいのまでのお子さんに焦点をあてて歯ブラシの仕方や仕上げ磨きの方法をお伝えしようと思います。
一般に歯磨きは食後30分くらいたってから行うと効果的です。
毎日朝、昼、晩の2~3回ブラシをかける方が多いですが、就寝前の歯磨きが群を抜いて虫歯予防効果的があるのでしっかり行っていただきたいところです。
さて、準備するものですが 歯ブラシ・歯磨き粉・フロス を用意しましょう。
・歯ブラシ ヘッド(歯を磨く部分)は小さく、毛は硬めを避けてください。
・歯磨き粉 是非フッ素入りのものを使ってください。フッ素は虫歯予防に効果があります。市販されている子供用歯磨き粉はとてもおいしくなってます、お子様に味を選んでもらうのもらってお気に入りを見つけてください。
・フロス 糸のみのものや持ち手がついているものとありますが、初心者の方は持ち手がついているほうが使いやすいです。
では、道具が揃ったところで肝心の歯磨きです。
お子さん自身に歯磨きをしてもらうと前歯あたりを数回ごしごししておしまいのことが多いですよね。それでは歯磨きをしたとは言えません、実際小さいお子様のお口の健康の鍵を握るのは仕上げ磨きになると思います。
仕上げ磨きは就寝前の歯磨きに重きを置いてくださいね、効果を発揮しますよ。
まず、歯をくまなく磨いていきます。歯の表側、裏側、かみ合わせの部分を磨いていきます。次に、歯茎の部分を磨いていきます。傷つきやすいので優しくマッサージするように磨いてください。こうすることで歯を支える歯茎、顎の骨を歯周病菌から守ります。
最後にフロスを行います。歯磨きでは歯と歯の間をうまく磨けないため、その結果フロスの習慣がないお子様の多くに歯と歯の間の虫歯が見られます。せっかく歯磨きを頑張っているのに虫歯になってしまってはもったいないのでフロスのケアをお勧めします!
全体的に5分ぐらい時間をかけて仕上げ磨きを行ってほしいですが、まずは1分の間頑張って磨いてみてくださいね。
ちなみに毛先が広がってしまった歯ブラシではブラッシングの効果がガクンと下がってしまいますので注意してくださいね!(^^)!
じゅんファミリー歯科 院長