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口呼吸と鼻呼吸について
2019年2月18日
みなさんこんにちは!じゅんファミリー歯科院長原子です。
さて今日は鼻呼吸のお話です。
口の中と鼻は分野も違いますし、歯科とは関係ないように思えますが、実はおおいに関係があるのです。
鼻呼吸は医科特に耳鼻咽喉科を中心に、推奨されてます。理由としては免役機能や脳機能、発育に関係するという研究があるからです。
そんな理由から、鼻呼吸を意識されている方は多いと思いますが、では、鼻呼吸できない方はどうなるかというと「口呼吸」しています。人間は皮膚呼吸やエラ呼吸していないので当然と言えば当然です。
口で呼吸するためには、常に口がポカーンと開いてしまうということになりますよね。
歯科の立場になると、口呼吸が引き金となって健康へはもちろんのこと、顔全体や歯並びに影響が出てきてしまいます。
口呼吸
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口のまわりを中心とした筋肉(口腔周囲筋)が口を開いている状態に慣れてしまいお顔の筋肉(表情筋)が下方にさがってしまう
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表情筋に締まりがなく顔立ちが疲れた印象になる。
空気の通りをよくするために舌が下あごの前歯にくっつく
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口の周りや中の筋肉のバランスが崩れ押す力が弱い筋肉の方に歯が移動する。
舌の動きが悪くなり、発音や飲み込みに必要な正常な舌の動きができなくなる。
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骨格の成長も口呼吸にあったものになる。
と、悪循環になってしまいます。
一度身についた習慣を正すことは大変な根気が必要ですので、周りの若い方やお子様で
口呼吸の癖がある方は早めの対処が必要です。
じゅんファミリー歯科では口呼吸などの悪習癖を減らす予防矯正、マウスピース矯正を行っております。
気になる方はご相談ください。