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舌小帯短縮症について[院長はらこ]

2019年5月10日

みなさんこんにちはじゅんファミリー歯科院長原子です。

最近コラムの更新が滞っており申し訳ありません。

今回久しぶりの更新です。

 

さて今回のテーマは舌小帯短縮症です。

「小帯」とは粘膜の部分についているピンク色のスジのことです。

上唇小帯、下唇小帯、頬小帯など種類がありますが舌の先端と下の前歯の裏側についているものを「舌小帯」といいます。

診断は「あっかんべーをすると舌の先が逆のハート形になる(先端がくびれる)」という見た目で判断します。

小帯というスジが舌の動きを邪魔してしまうんですね。

 

乳児では、哺乳困難や、小児では構音障害、特にラ行の構音障害が生じることがあります。

治療としては小帯といわれる筋を切って、動きをよくすることがありますが、ここに問題があります。以下東京医科歯科大学のHPアドレスです。

http://www.tmd.ac.jp/dent/pedo/cn5/pg138.html

要約すると「明らかな機能、障害がなければ手術は必要ない」といったところでしょうか。

私もこの考えに大いに賛成です。実は私の息子も舌小帯が短く、3歳ぐらいでは軽度ではありますが機能障害があり、あっかんべーをするとベロがハート形になっていました。ソフトクリームがうまくなめれなかったりしましたが、小学校に上がった現在では特に発音や日常生活に支障はなく、体が大きくなるにつれてベロのハート型も小さくなっています。本人が気にしない限りはそのままにしておくつもりです。

 

舌小帯を調べると「切る・切らない」様々な意見があり、これもその歯科医院の先生の考え方によるところがあるとおもいます。

もし気になる方がいらっしゃいましたら、一度当院を受診していただければ、可能な限りご説明させていただきたいとおもいます。

 

以上院長でした!